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セキュリティと情報保護 - 認証・認可

SSO

エスエスオー(認証・認可

意味 一度の認証で複数のサービスを利用できる仕組み


SSOとは?

SSO(Single Sign-On)は、1回の認証処理で複数のシステムやアプリケーションにアクセスできる仕組みです。ユーザーは一つのID・パスワードを使って認証を行い、アクセス許可を得ると、他のシステムに再ログインすることなく利用できます。ユーザーの利便性と管理者の運用負荷を軽減できます。SAML、OpenID Connect、Kerberosなどのプロトコルや製品が使われます。

SSOの具体的な使い方

「クラウドサービスへのアクセスにはSSOを導入し、利便性とセキュリティを両立する。」

クラウドサービスへのアクセスにSSOを導入することで、ユーザーの利便性とセキュリティを両立することを述べた文です。

SSOに関するよくある質問

Q.SSOとマルチファクタ認証の違い?
A.SSOは1回の認証で複数のサービスにアクセスできる仕組みで、利便性を高めます。一方、マルチファクタ認証は複数の認証要素を組み合わせてセキュリティを強化する方法です。両者は相反するものではなく、組み合わせて使用することでセキュリティと利便性を両立できます。
Q.SSOのリスクは?
A.SSOの主なリスクには以下があります: 1. 単一障害点:SSOシステムに問題が発生すると、全てのサービスにアクセスできなくなる 2. 認証情報の漏洩:1つのアカウントが侵害されると、全てのサービスにアクセスされる可能性がある 3. セッションハイジャック:SSOセッションが盗まれると、複数のサービスが危険にさらされる これらのリスクに対しては、強力な認証方式の採用や適切なセッション管理が重要です。
Q.SSOの導入時の注意点は?
A.SSOを導入する際の主な注意点は以下の通りです: 1. 適切な認証プロトコルの選択(SAML、OpenID Connectなど) 2. ユーザーエクスペリエンスの設計(ログイン画面のカスタマイズなど) 3. セキュリティポリシーの統合(パスワード要件、セッションタイムアウトなど) 4. 既存システムとの連携 5. 監査ログの設定と分析 6. 障害時のバックアッププランの準備

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