Basic認証
ベーシックにんしょう(認証・認可)
意味 ユーザー名とパスワードによる認証方式
Basic認証とは?
Basic認証は、HTTPプロトコルで定義されている基本的なユーザー認証方式です。Webサーバーへのアクセス時に、ユーザー名とパスワードを要求します。クライアントはユーザー名とパスワードをBase64でエンコードしてHTTPヘッダに含めて送信し、サーバーは受信した情報を検証して認証可否を判定します。シンプルな仕組みですが、パスワードが平文で送信されるため、セキュリティ上の脆弱性があります。
Basic認証の具体的な使い方
「社内向けのWebサイトでは、Basic認証を使ってアクセス制御を行う。」
社内向けのWebサイトにおいて、Basic認証を使ってユーザーのアクセス制御を行うことで、許可されたユーザーのみがアクセスできるようにすることを述べています。Basic認証により、簡易的なアクセス制限が実現します。
Basic認証に関するよくある質問
Q.Basic認証の長所と短所は?
A.長所:
1. 実装が簡単
2. ほとんどのWebブラウザでサポート
3. サーバー側の設定が容易
短所:
1. パスワードが平文で送信される
2. セッション管理機能がない
3. パスワード強度の制御が困難
Q.Basic認証は安全か?
A.Basic認証単体では安全とは言えません。パスワードが平文で送信されるため、盗聴のリスクがあります。セキュリティを強化するには、HTTPSと組み合わせて使用するか、より安全な認証方式(フォームベース認証やOAuth)を検討すべきです。
Q.Basic認証のログアウト方法は?
A.Basic認証にはログアウト機能がありません。ブラウザを完全に閉じるか、認証情報を上書きする必要があります。これは、Basic認証の主な欠点の一つであり、セッション管理が必要な場合は他の認証方式を検討すべきです。
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