PKI
ピーケーアイ(認証・認可)
意味 公開鍵基盤による暗号化と認証の仕組み
PKIとは?
PKI(Public Key Infrastructure)は、公開鍵暗号技術を用いた認証基盤です。ディジタル証明書を発行・管理し、公開鍵の真正性と所有者の身元を保証します。認証局(CA)が公開鍵と秘密鍵のペアを生成し、公開鍵にデジタル署名して証明書を発行します。証明書の失効情報はCRLで管理されます。SSLサーバー証明書、クライアント証明書、コードサイニング証明書などに利用されます。
PKIの具体的な使い方
「社外との機密データ交換にはPKIによるクライアント証明書認証を用いる。」
社外との機密データのやり取りには、PKIのクライアント証明書による認証を使用することを述べた文です。
PKIに関するよくある質問
Q.PKIの主な構成要素は?
A.PKIの主な構成要素は以下の通りです:
1. 認証局(CA):証明書の発行と管理
2. 登録局(RA):証明書申請の受付と審査
3. リポジトリ:証明書とCRLの公開
4. エンドエンティティ:証明書の利用者
5. 証明書失効リスト(CRL):無効化された証明書の一覧
Q.PKIの導入メリットは?
A.PKIの導入メリットには以下があります:
1. 強力な暗号化と認証機能の提供
2. デジタル署名による改ざん防止と否認防止
3. セキュアな通信の実現(SSL/TLS)
4. 電子商取引やオンラインバンキングなどの信頼性向上
5. コンプライアンス要件への対応
Q.PKIの課題や欠点は?
A.PKIの課題や欠点には以下があります:
1. 導入・運用コストが高い
2. 証明書の管理が複雑
3. ルート証明書の信頼性に依存
4. 証明書の失効処理に時間がかかる場合がある
5. クロスボーダーでの相互運用性の確保が難しい
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