{category}

ソフトウェアアーキテクチャ - ハードウェア

フラッシュメモリ

フラッシュメモリ(ハードウェア

意味 電気的に消去・書込可能な不揮発性メモリ


フラッシュメモリとは?

フラッシュメモリは、電気的に消去および書き込みが可能な不揮発性メモリの一種です。NANDフラッシュとNORフラッシュの2種類があります。高速アクセス、低消費電力、衝撃耐性などの特徴を持ち、USBメモリ、SDカード、SSDなどの記憶媒体に広く使用されています。フラッシュメモリは、ブロック単位での消去とページ単位での書き込みが行われ、書き換え回数に制限があります。ウェアレベリングなどの技術により、寿命を延ばす工夫が施されています。大容量化、高速化、低コスト化が進み、ストレージ階層の重要な位置を占めています。

フラッシュメモリの具体的な使い方

「頻繁なデータ更新が必要なアプリケーションに、フラッシュメモリを用いたストレージを採用する。」

この例文は、頻繁なデータ更新が必要なアプリケーションにフラッシュメモリ(電気的に高速な読み書きが可能な不揮発性メモリ)を採用することで、データアクセスの高速化と耐久性の向上を実現できることを述べています。フラッシュメモリにより、大量の更新処理を効率的に行い、システムのパフォーマンスを引き上げられます。

フラッシュメモリに関するよくある質問

Q.寿命に制限があるって本当?
A.はい、フラッシュメモリには書き換え回数の制限があります。ただし、現代のフラッシュメモリは耐久性が向上しており、ウェアレベリングなどの技術により寿命が延びています。一般的な使用では、数年から10年以上使用できます。
Q.NANDとNORの違いは?
A.NANDフラッシュは大容量・低コストが特徴で、主にデータストレージに使用されます。一方、NORフラッシュは高速読み出しが可能で、主にプログラムコードの実行に使用されます。NANDはランダムアクセスに弱く、NORは大容量化が難しいという特徴があります。
Q.SSDは全てフラッシュメモリ?
A.一般的なSSDは、NANDフラッシュメモリを使用しています。ただし、一部の高性能SSDでは、DRAM(揮発性メモリ)を組み合わせて使用するものもあります。また、将来的には新しい不揮発性メモリ技術(例:3D XPoint)を採用したSSDも登場する可能性があります。

IT単はアプリでも学べます!

IT単語帳がアプリになりました!ソフトウェアアーキテクチャはもちろん、IT業界でよく使う単語をスマホで学習できます。

いつでも、どこでも、隙間時間を有効活用して、IT用語を効率的に学べるので、ぜひダウンロードしてみてください。


関連するそのほかの単語

ホットプラグ

電源を入れたまま機器の接続・取り外しができること

種類: ハードウェア

チップセット

マザーボードの機能を制御

種類: ハードウェア

二次記憶装置

HDDやSSDなどの永続的なデータ保存装置

種類: ハードウェア

ドメイン駆動設計(DDD)

業務ドメインに基づいて設計を行う手法

種類: アーキテクチャスタイル

モノリシック

一枚岩の構造

種類: アーキテクチャスタイル