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ソフトウェアアーキテクチャ - 性能と可用性:

レイテンシー

レイテンシー(性能と可用性:

意味 システムの応答時間


レイテンシーとは?

レイテンシーは、システムに対するリクエストが発行されてから、応答が返ってくるまでの時間を指します。ネットワーク遅延、サーバー処理時間、データベースアクセス時間などが含まれます。レイテンシーが高いと、ユーザーエクスペリエンスが損なわれるため、応答性の高いシステム設計が求められます。レイテンシーを短縮するために、キャッシュ、非同期処理、CDN、エッジコンピューティングなどの手法が用いられます。

レイテンシーの具体的な使い方

「レイテンシーを最小化するため、データベースクエリを最適化する。」

この例文は、データベースクエリを最適化することで、データ取得のレイテンシー(遅延)を最小化し、アプリケーションの応答性を向上できることを述べています。クエリの効率化により、データアクセスのボトルネックを解消し、ユーザーエクスペリエンスを改善できます。

レイテンシーに関するよくある質問

Q.レイテンシーはどう測定する?
A.通常、ネットワーク診断ツールやアプリケーション性能監視(APM)ツールを使用します。ping、tracerouteなどの基本的なコマンドや、より高度な分析ツールを活用して測定します。
Q.レイテンシー改善の方法は?
A.キャッシュの活用、データベースクエリの最適化、CDNの利用、サーバーの地理的分散、非同期処理の導入などが効果的です。ネットワークインフラの改善も重要です。
Q.レイテンシーとスループットの違い
A.レイテンシーは応答時間、スループットは単位時間あたりの処理量を指します。低レイテンシーは個々の要求の速さ、高スループットはシステム全体の処理能力を表します。

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