インクリメンタル開発
インクリメンタルかいはつ(開発手法)
意味 少しずつ機能を追加する開発手法
インクリメンタル開発とは?
インクリメンタル開発は、ソフトウェアの機能を少しずつ追加していく開発手法です。最初に基本的な機能を実装し、そこから段階的に機能を追加・拡張していきます。各インクリメントでは、動作可能なソフトウェアを提供することを目指します。イテレーティブ開発と組み合わせて用いられることが多いです。
インクリメンタル開発の具体的な使い方
「インクリメンタル開発で、最初は基本機能から実装を始める。」
この例文は、インクリメンタル開発において、まず基本機能から実装を始めることで、早期にソフトウェアの骨格を構築できることを述べています。インクリメンタル開発により、機能を段階的に追加し、フィードバックを得ながらソフトウェアを洗練させていくことができます。
インクリメンタル開発に関するよくある質問
Q.イテレーティブ開発との違いは?
A.インクリメンタル開発は機能の追加に焦点を当て、イテレーティブ開発は機能の改善や洗練に焦点を当てます。実際には、両者を組み合わせて使用することが多く、「インクリメンタル・イテレーティブ開発」と呼ばれます。
Q.インクリメンタル開発の課題は?
A.主な課題は、全体のアーキテクチャ設計が重要になること、各インクリメントの統合に注意が必要なこと、優先順位付けが難しい場合があることです。また、顧客が早期に完成品を期待してしまう可能性もあります。
Q.計画の立て方のコツは?
A.まず、プロジェクトの全体像を把握し、機能を優先順位付けします。次に、各インクリメントで実装する機能を決定し、スケジュールを立てます。各インクリメントは独立して動作可能なものにし、フィードバックを得る機会を設けることが重要です。
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