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セキュリティと情報保護 - サイバーリスク

インシデントレスポンス

インシデントレスポンス(サイバーリスク

意味 セキュリティ事故発生時の対処活動


インシデントレスポンスとは?

インシデントレスポンスは、セキュリティインシデント(事故)発生時の一連の対応プロセスです。インシデントの検知、報告、トリアージ、分析、封じ込め、根絶、回復、再発防止の各フェーズを迅速かつ適切に実施します。CSIRT(Computer Security Incident Response Team)や関連部門が連携し、被害を最小限に抑えつつ、システムの可用性を回復させることが目的です。手順書の整備とシミュレーション訓練が重要です。

インシデントレスポンスの具体的な使い方

「インシデントレスポンス手順を整備し、定期的に訓練を実施する。」

セキュリティインシデント発生時の対応手順を事前に整備し、定期的な訓練を行うことで、インシデント発生時に迅速かつ適切な対応ができ、被害を最小限に抑えることができることを述べています。インシデントレスポンス能力を高めることで、事業継続性とシステムの復旧力が向上します。

インシデントレスポンスに関するよくある質問

Q.CSIRTとは何ですか?
A.CSIRT(Computer Security Incident Response Team)は、組織内でセキュリティインシデントに対応する専門チームです。インシデントの検知、分析、対応、復旧までを一貫して担当し、被害の最小化と迅速な回復を目指します。
Q.インシデント対応の優先順位は?
A.インシデント対応の優先順位は、一般的に以下の順序です: 1. 人命の安全確保 2. 重要データの保護 3. 被害の拡大防止(封じ込め) 4. 証拠の保全 5. サービスの復旧 6. 根本原因の特定と再発防止
Q.インシデント訓練の頻度は?
A.インシデント対応訓練の頻度は組織のリスク状況により異なりますが、最低でも年1回は実施することが推奨されます。重要システムについては、より頻繁(四半期ごとなど)に訓練を行うことも有効です。

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