ハイブリッドクラウド
ハイブリッドクラウド(システム基盤)
意味 オンプレミスとクラウドを組み合わせたIT環境
ハイブリッドクラウドとは?
ハイブリッドクラウドは、オンプレミス(自社所有)のITインフラとパブリッククラウドサービスを組み合わせて構築するIT環境を指します。セキュリティや規制対応が求められるシステムはオンプレミスで、柔軟性やスケーラビリティが必要なシステムはクラウドで運用するなど、用途に応じて最適な環境を選択できるのが特徴です。
ハイブリッドクラウドの具体的な使い方
基幹システムはオンプレミスで運用し、開発環境やWebサーバーはクラウドに配置するハイブリッドクラウド環境を構築する。
ハイブリッドクラウドを採用することで、セキュリティ要件の高い基幹システムは自社管理のオンプレミス環境で運用しつつ、変化の速い開発環境やWebサーバーはクラウドに移行できます。これにより、それぞれのシステムに適した環境を選択し、全体最適なIT環境を実現できることを表しています。
ハイブリッドクラウドに関するよくある質問
Q.ハイブリッドクラウドのメリットは?
A.主なメリットは以下の3点です:
1. コスト最適化:オンプレミスとクラウドを使い分けることでコストを抑制できる
2. セキュリティ強化:機密データをオンプレミスで管理しつつ、クラウドの利点も活用できる
3. 柔軟性向上:需要に応じてクラウドリソースを拡張・縮小できる
Q.導入時の注意点は?
A.主な注意点は以下の3つです:
1. データの整合性管理:オンプレミスとクラウド間でのデータ同期が重要
2. セキュリティポリシーの統一:両環境で一貫したセキュリティ対策が必要
3. 運用管理の複雑化:異なる環境を統合管理するスキルが求められる
Q.オールクラウドとの違いは?
A.オールクラウドはすべてのシステムをクラウドで運用するのに対し、ハイブリッドクラウドはオンプレミスとクラウドを併用します。ハイブリッドクラウドでは、セキュリティ要件の高いシステムをオンプレミスで、柔軟性が求められるシステムをクラウドで運用するなど、用途に応じて環境を使い分けられる点が特徴です。
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