コネクタ
コネクタ(システム設計)
意味 コンポーネント間の通信を仲介するもの
コネクタとは?
コネクタは、ソフトウェアアーキテクチャにおいて、コンポーネント間の相互作用を実現するための仕組みです。コンポーネントがお互いにデータや制御を交換するために、コネクタが使用されます。代表的なコネクタには、メソッド呼び出し、イベント、データストリーム、メッセージキューなどがあります。コネクタは、コンポーネント間の通信方式、プロトコル、データ形式などを定義し、疎結合でモジュール化された設計を促進します。適切なコネクタを選択することで、システムの柔軟性、拡張性、パフォーマンスを向上させることができます。
コネクタの具体的な使い方
「コンポーネント間の連携にメッセージキューコネクタを採用し、非同期通信を実現する。」
この例文は、コンポーネント間の連携にメッセージキュー(非同期通信)を利用することで、疎結合なシステム構成を実現し、コンポーネントの独立性と拡張性を高められることを述べています。メッセージキューによる非同期通信により、コンポーネント間の依存関係を減らし、システムの柔軟性を確保できます。
コネクタに関するよくある質問
Q.コネクタの種類は何がありますか?
A.代表的なものとして、メソッド呼び出し、イベント、データストリーム、メッセージキューなどがあります。システムの要件や設計方針に応じて適切なコネクタを選択します。
Q.コネクタの役割は何ですか?
A.コンポーネント間の通信方式、プロトコル、データ形式などを定義し、疎結合でモジュール化された設計を促進します。適切なコネクタを選択することで、システムの柔軟性、拡張性、パフォーマンスを向上させることができます。
Q.コネクタとインターフェースの違い
A.インターフェースはコンポーネントが提供する機能や操作を定義するのに対し、コネクタはそれらのインターフェース間の通信や連携を実現する仕組みです。コネクタは通信の方法や形式を具体化します。
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