ロードテスト
ロードテスト(テスト種別)
意味 大量のアクセスに耐えられるかテストすること
ロードテストとは?
ロードテストは、システムに大量のトラフィックや処理負荷をかけて、パフォーマンスや安定性を評価するテストです。実際の運用に近い条件で、応答時間やリソース使用率、エラー発生率などを測定します。ボトルネックの特定やキャパシティプランニングに役立ちます。
ロードテストの具体的な使い方
「ECサイトのロードテストを実施し、アクセス集中時の応答時間を確認する。」
この例文は、ECサイトに対してロードテストを実施することで、アクセスが集中した場合の応答時間を確認し、システムのパフォーマンスを検証できることを述べています。ロードテストにより、システムの限界点を把握し、チューニングに役立てることができます。
ロードテストに関するよくある質問
Q.ロードテストの実施頻度は?
A.ロードテストの実施頻度は、システムの重要度や変更頻度によって異なります。一般的には、大規模なリリース前や、重要なイベント前、定期的なメンテナンス時などに実施します。また、システムに大きな変更があった場合や、ユーザー数が急増する見込みがある場合にも実施することが推奨されます。
Q.ロードテストとストレステストの違いは?
A.ロードテストとストレステストは似ていますが、目的が異なります。
ロードテスト:予想される最大負荷でのシステムの動作を確認します。通常の運用範囲内での性能を評価します。
ストレステスト:システムの限界を超える負荷をかけ、破綻点を見つけます。異常な状況下での動作を確認します。
Q.ロードテストのツールは何がある?
A.ロードテストには様々なツールがあります。代表的なものには以下があります:
1. Apache JMeter:オープンソースの負荷テストツール
2. Gatling:Scala製の高性能負荷テストツール
3. LoadRunner:HPE社の商用負荷テストツール
4. Locust:Pythonベースのオープンソース負荷テストツール
5. k6:Go言語で書かれた高性能な負荷テストツール
ツールの選択は、プロジェクトの要件や予算、チームのスキルセットなどを考慮して決定します。
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