WAF
ワフ(セキュリティ対策)
意味 Webアプリケーションの脆弱性を防御するシステム
WAFとは?
WAF(Web Application Firewall)は、Webアプリケーションの脆弱性を悪用する攻撃を検知・防御するためのシステムです。Webサーバーの前段に配置し、HTTPトラフィックを監視します。SQLインジェクション、XSS、CSRF、不正なリクエストなどの攻撃パターンを識別し、ブロックやアラート発報を行います。シグネチャベースとして既知の攻撃を防ぐだけでなく、AIを活用して未知の脅威にも対応します。DevSecOpsの実践に役立ちます。
WAFの具体的な使い方
「クラウドWAFサービスを利用し、公開Webサイトへの攻撃を防御する。」
クラウド型のWAF(Webアプリケーションファイアウォール)サービスを利用することで、自社のWebサイトに対する外部からの攻撃を検知・遮断し、Webアプリケーションのセキュリティを向上できることを述べています。WAFにより、既知の攻撃パターンへの防御と、未知の脅威への対応が実現します。
WAFに関するよくある質問
Q.WAFとファイアウォールの違いは?
A.WAFはWebアプリケーション特有の脅威に特化し、HTTPトラフィックを詳細に分析します。一方、従来のファイアウォールはネットワークレベルでの防御を行い、ポートやIPアドレスベースでトラフィックを制御します。WAFはより高度なアプリケーション層の保護を提供します。
Q.WAFは全ての攻撃を防げますか?
A.WAFは多くの一般的なWeb攻撃を防ぐことができますが、全ての攻撃を100%防ぐことは困難です。新たな攻撃手法や高度な標的型攻撃には対応できない場合があります。WAFは包括的なセキュリティ戦略の一部として使用するべきです。
Q.WAFの誤検知はどう対処しますか?
A.WAFの誤検知(false positive)に対処するには、以下の方法があります:
1. ルールの微調整
2. ホワイトリストの作成
3. 学習モードの活用
4. ログ分析と定期的な見直し
適切なチューニングにより、誤検知を減らしながら、真の脅威に対する保護を維持できます。
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