クラウドストレージ
クラウドストレージ(クラウドサービス)
意味 クラウド上でデータを保存・管理するサービス
クラウドストレージとは?
クラウドストレージは、クラウド上でデータを保存・管理するためのサービスです。ファイルサーバーやNASの代替として、インターネット経由でファイルを保存・共有できます。スケーラビリティ、可用性、アクセシビリティに優れ、災害対策やコラボレーションに役立ちます。オブジェクトストレージ、ブロックストレージ、ファイルストレージなどの種類があります。暗号化、バージョン管理、アクセス制御などの機能も提供されます。
クラウドストレージの具体的な使い方
「オンプレミスのファイルサーバーをクラウドストレージに移行し、TCOを削減しよう。」
自社で運用しているファイルサーバーをクラウドストレージサービスに移行することで、TCO(総保有コスト)を削減することを述べた文です。
クラウドストレージに関するよくある質問
Q.主なクラウドストレージの種類は?
A.主なクラウドストレージの種類は以下の3つです:
1. オブジェクトストレージ:大量の非構造化データを扱うのに適しています。
2. ブロックストレージ:高性能が求められるデータベースなどに適しています。
3. ファイルストレージ:従来のファイルシステムに似た構造で、共有ファイルに適しています。
それぞれ用途や特性が異なるため、要件に応じて適切な種類を選択することが重要です。
Q.クラウドストレージのセキュリティは?
A.クラウドストレージのセキュリティには主に以下の要素があります:
1. 暗号化:保存時と転送時の暗号化により、データを保護します。
2. アクセス制御:適切な権限設定により、不正アクセスを防ぎます。
3. 多要素認証:パスワード以外の認証要素を追加し、セキュリティを強化します。
4. 監査ログ:アクセスや変更の記録を取り、異常を検知します。
5. コンプライアンス対応:各種規制やセキュリティ標準に準拠します。
これらを適切に実装することで、クラウドストレージのセキュリティを確保できます。
Q.オンプレミスとの主な違いは?
A.クラウドストレージとオンプレミスストレージの主な違いは以下の通りです:
1. 初期コスト:クラウドは初期投資が少なく、オンプレミスは高額な初期投資が必要です。
2. スケーラビリティ:クラウドは柔軟に容量を増減できますが、オンプレミスは物理的な制約があります。
3. メンテナンス:クラウドはプロバイダーが管理し、オンプレミスは自社で管理する必要があります。
4. アクセシビリティ:クラウドはインターネット経由でどこからでもアクセス可能ですが、オンプレミスは通常社内ネットワークに限定されます。
5. コントロール:オンプレミスは完全な制御が可能ですが、クラウドは一部の管理をプロバイダーに委ねます。
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