オンプレミス
オンプレミス(クラウドコンピューティング)
意味 組織内で自前の設備を運用すること
オンプレミスとは?
オンプレミスとは、情報システムを企業や組織の自社施設内に設置し、自己運用することを指します。クラウドコンピューティングの対義語として使われます。ハードウェアからソフトウェア、ネットワーク、セキュリティまで、全ての管理責任が組織内にあります。初期投資が必要で、柔軟性や拡張性に制約がありますが、セキュリティや機密性、カスタマイズ性に優れています。レガシーシステムの移行や、クラウドとのハイブリッド構成も検討されます。
オンプレミスの具体的な使い方
「セキュリティポリシー上、顧客データは社内のオンプレミス環境で管理しよう。」
セキュリティポリシーの要件から、顧客データを社内のオンプレミス環境で管理することを述べた文です。
オンプレミスに関するよくある質問
Q.オンプレミスの長所と短所は?
A.長所:
1. データの完全な管理と制御
2. カスタマイズの自由度が高い
3. 長期的にはコスト削減の可能性
短所:
1. 初期投資が高額
2. 保守・運用の負担が大きい
3. スケーラビリティに制限がある
Q.クラウドとの併用は可能?
A.はい、可能です。これを「ハイブリッドクラウド」と呼びます。機密性の高いデータをオンプレミスで管理し、それ以外をクラウドで運用するなど、両者の利点を活かした構成が可能です。
Q.オンプレミスの導入に適する業種は?
A.金融機関、医療機関、政府機関など、データの機密性や法規制の遵守が特に重要な業種に適しています。また、特殊な業務システムを使用する製造業なども、オンプレミスを選択することがあります。
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