圧縮
あっしゅく(データ処理)
意味 データサイズ縮小
圧縮とは?
圧縮は、データのサイズを小さくする処理です。データ中の冗長性を取り除くことで、保存や転送に必要な容量を削減できます。可逆圧縮と非可逆圧縮の2種類があり、前者はデータを完全に元の状態に復元できるのに対し、後者は一部の情報が失われる代わりにより高い圧縮率が得られます。
圧縮の具体的な使い方
「大容量のファイルを圧縮して、ネットワーク経由で送信する。」
サイズの大きなファイルをそのまま送信するのではなく、圧縮処理を行ってからネットワークを通じて相手に送ることを述べた文です。
圧縮に関するよくある質問
Q.圧縮するとデータが失われる?
A.データの損失は圧縮方式によります。可逆圧縮(ロスレス圧縮)では、データを元の状態に完全に復元できます。一方、非可逆圧縮(ロッシー圧縮)では、一部のデータが失われますが、より高い圧縮率が得られます。用途に応じて適切な圧縮方式を選択することが重要です。
Q.圧縮の種類は?
A.主な圧縮の種類には以下があります:
1. ZIP(汎用的な可逆圧縮)
2. GZIP(Webサーバーでよく使用される)
3. JPEG(画像の非可逆圧縮)
4. MP3(音声の非可逆圧縮)
5. H.264/MPEG-4 AVC(動画の非可逆圧縮)
データの種類や用途に応じて適切な圧縮方式を選択します。
Q.圧縮のデメリットは?
A.圧縮のデメリットには以下があります:
1. 圧縮・解凍に時間とCPUリソースが必要
2. 非可逆圧縮の場合、データ品質の低下
3. 圧縮率が低い場合、効果が限定的
4. 一部のファイル形式では更なる圧縮が困難
5. 圧縮ファイルが破損した場合、データ復旧が難しい
これらのデメリットを考慮しつつ、状況に応じて圧縮の使用を判断する必要があります。
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