デプロイ
デプロイ(開発プロセス)
意味 システムの運用を開始すること
デプロイとは?
デプロイ(Deploy)は、開発したシステムを実際の運用環境に配置し、利用可能な状態にすることです。本番サーバーへのプログラムの設置、データベースの構築、ネットワークの設定など、稼働に必要な作業を行います。
デプロイの具体的な使い方
「今日の午後、新システムをデプロイする予定だ。」
開発中の新しいシステムを、予定している日時に本番環境へ移行し、運用を開始することを述べた文です。
デプロイに関するよくある質問
Q.デプロイとリリースの違いは?
A.デプロイとリリースの違い:
1. タイミング:デプロイはシステムの配置、リリースはユーザーへの公開
2. 対象:デプロイは技術的な作業、リリースはビジネス的な決定
3. 頻度:デプロイは頻繁に行われる可能性がある、リリースは計画的
4. 可視性:デプロイはバックエンド作業、リリースは顧客に見える
5. 範囲:デプロイは技術チーム中心、リリースは組織全体に関わる
Q.デプロイの自動化ってどうするの?
A.デプロイの自動化手順:
1. CI/CDツールの選択(Jenkins, GitLab CI, CircleCIなど)
2. ビルドプロセスの自動化(コンパイル、テスト実行)
3. 環境設定の自動化(設定ファイルの管理)
4. デプロイスクリプトの作成(サーバーへの配置手順)
5. トリガーの設定(Git pushやスケジュール実行)
6. 監視とロールバック機能の実装
7. セキュリティ対策(認証情報の管理)
8. 段階的なデプロイ(ステージング環境→本番環境)
Q.ブルーグリーンデプロイメントとは?
A.ブルーグリーンデプロイメントは、ダウンタイムを最小限に抑えるデプロイ戦略です。
1. 現在の本番環境(ブルー)と同一の環境(グリーン)を用意
2. 新バージョンをグリーン環境にデプロイ
3. テストと検証を実施
4. トラフィックをブルーからグリーンに切り替え
5. 問題があればすぐにブルーに戻せる
6. 安定したら旧環境(ブルー)を新バージョンに更新
この方法により、リスクを軽減しつつ、素早いロールバックが可能になります。
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