SRE
エスアールイー(運用・保守)
意味 サービスの信頼性を高める運用手法
SREとは?
SRE(Site Reliability Engineering)は、ソフトウェアエンジニアリングの原則を適用して、システムの運用と保守を行うアプローチです。SREエンジニアは、システムの信頼性、パフォーマンス、および拡張性を確保するために働きます。
SREの具体的な使い方
SREチームは、サービスレベル目標(SLO)を設定し、システムの可用性を維持するための施策を実施する。
SREチームがサービスの信頼性を保証するために、目標とする指標(SLO)を定義し、それを達成するための取り組みを行うことを表しています。SREの主な役割がシステムの安定運用であることを示唆しています。
SREに関するよくある質問
Q.SREとDevOpsの違いは何ですか?
A.SREとDevOpsは似ているものの、いくつかの違いがあります:
1. 焦点:SREはシステムの信頼性に特化し、DevOpsは開発と運用の統合に焦点を当てます。
2. アプローチ:SREはエンジニアリングアプローチを強調し、DevOpsは文化的アプローチを重視します。
3. メトリクス:SREは明確なSLO(Service Level Objectives)を設定し、DevOpsはより広範な指標を使用します。
4. 自動化:SREはエラーバジェットに基づく自動化を推進し、DevOpsは継続的デリバリーの自動化を重視します。
Q.SREの主要な指標は何ですか?
A.SREで重要視される主要な指標には以下があります:
1. SLI(Service Level Indicator):サービスのパフォーマンスを測定する指標
2. SLO(Service Level Objective):SLIの目標値
3. SLA(Service Level Agreement):顧客との契約上の合意事項
4. エラーバジェット:許容可能な障害の量
5. トイル:手動で行う反復的な作業の量
これらの指標を用いて、サービスの信頼性を定量的に管理します。
Q.SREチームの主な責務は何ですか?
A.SREチームの主な責務には以下があります:
1. システムの可用性と信頼性の維持
2. パフォーマンスの最適化
3. キャパシティプランニング
4. インシデント対応と障害復旧
5. 自動化の推進
6. モニタリングとアラートの設定
7. 継続的なシステム改善
8. エラーバジェットの管理
9. 開発チームとの協力によるシステムの堅牢性向上
これらの責務を通じて、SREチームはシステムの安定性と効率性を確保します。
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