動的解析
どうてきかいせき(開発ツール)
意味 実行中の挙動分析
動的解析とは?
動的解析は、プログラムを実際に実行しながら、その挙動を分析する技術です。コードのパフォーマンスやメモリ使用量、実行パスなどを調べることができます。デバッガやプロファイラといったツールを使って行われます。
動的解析の具体的な使い方
「動的解析を行って、ボトルネックになっている処理を特定する。」
プログラムの実行時に動的解析を行うことで、パフォーマンスの問題点(ボトルネック)を特定することを述べた文です。
動的解析に関するよくある質問
Q.動的解析のツールの例は?
A.動的解析ツールの例として、プロファイラ(性能分析)、メモリリーク検出ツール、カバレッジ測定ツール、デバッガなどがあります。具体的には、Valgrind、gprof、Visual Studio Profiler、Java Flight Recorderなどが挙げられます。
Q.動的解析の欠点は?
A.動的解析の欠点には、実行時のオーバーヘッドがある、全ての実行パスをカバーするのが難しい、再現性が低い場合がある、などがあります。また、特定の環境や入力に依存する問題は見つけにくい場合があります。
Q.パフォーマンス測定の注意点は?
A.パフォーマンス測定時は、測定自体がプログラムの挙動に影響を与える可能性(観測者効果)に注意が必要です。また、実際の運用環境に近い条件で測定することが重要で、テストデータや負荷の設定に配慮する必要があります。
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