CSIRT
シーサート(セキュリティ管理)
意味 セキュリティインシデント対応チーム
CSIRTとは?
CSIRT(Computer Security Incident Response Team)は、組織内でセキュリティインシデントの対応を担当する専門チームです。インシデントの予防、検知、分析、対処、復旧の各段階で、技術的および管理的な対応を行います。社内関係者との連携、外部機関との情報共有、セキュリティ啓発など、幅広い活動が含まれます。組織の規模や業態に応じた体制と能力が求められる重要な役割です。
CSIRTの具体的な使い方
「CSIRTを設置し、インシデント対応体制を24時間365日で運用する。」
組織内にCSIRTを設置し、セキュリティインシデントに24時間365日で対応できる体制を整えることを述べた文です。
CSIRTに関するよくある質問
Q.CSIRTの主な役割は?
A.CSIRTの主な役割には以下があります:
1. インシデントの検知と分析
2. インシデントへの即時対応と影響の最小化
3. インシデント後の復旧支援
4. セキュリティ脆弱性の特定と対策
5. セキュリティ意識向上のための教育・訓練
6. 外部のCSIRTや関係機関との情報共有
7. インシデント対応手順の策定と維持
Q.CSIRT設置の主なメリットは?
A.CSIRT設置の主なメリットには以下があります:
1. インシデント対応の迅速化と効率化
2. 組織的かつ体系的なセキュリティ管理の実現
3. セキュリティインシデントによる損害の最小化
4. セキュリティに関する専門知識の蓄積と活用
5. 外部機関との円滑な連携と情報共有
6. コンプライアンスや規制要件への適合
7. 組織全体のセキュリティ意識の向上
Q.小規模組織でもCSIRTは必要?
A.小規模組織でもCSIRTの機能は重要ですが、専任チームの設置が難しい場合もあります。その場合、以下のような対応が考えられます:
1. 兼任者によるCSIRT機能の実現
2. 外部のCSIRTサービスの利用
3. 業界団体やコミュニティCSIRTとの連携
4. クラウドサービスやセキュリティベンダーのサポート活用
5. 基本的なインシデント対応手順の整備と訓練
組織の規模や業態に応じて、適切な形でCSIRT機能を確保することが重要です。
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