{category}

Web開発とウェブ技術 - セキュリティ

クロスオリジン

クロスオリジン(セキュリティ

意味 異なるドメイン間の通信


クロスオリジンとは?

クロスオリジンとは、異なるドメイン(オリジン)間でのリソース共有や通信のことを指します。ウェブブラウザでは、同一オリジンポリシーによって、異なるオリジン間でのリソースのやり取りが制限されています。ただし、CORS(Cross-Origin Resource Sharing)を使用することで、安全にクロスオリジン通信を行うことができます。

クロスオリジンの具体的な使い方

「APIサーバーでCORSを設定し、クロスオリジンからのリクエストを許可する。」

APIサーバー側でCORSの設定を行い、許可されたオリジンからのクロスオリジンリクエストを受け入れることを述べた文です。

クロスオリジンに関するよくある質問

Q.CORSの設定方法は?
A.CORSの設定方法は、使用しているサーバー技術によって異なります。一般的な方法として: 1. サーバーのレスポンスヘッダーに'Access-Control-Allow-Origin'を追加 2. フレームワークやライブラリの設定ファイルでCORSを有効化 3. ミドルウェアを使用してCORS設定を適用 例えば、Express.jsでは cors ミドルウェアを使用できます。
Q.CORSエラーの一般的な原因は?
A.CORSエラーの一般的な原因には以下があります: 1. サーバー側でCORS設定が適切に行われていない 2. 許可されていないオリジンからのリクエスト 3. プリフライトリクエスト(OPTIONS)への対応が不適切 4. 必要なヘッダーが設定されていない 5. クライアント側のリクエスト設定が不適切
Q.CORSのセキュリティリスクは?
A.CORSには以下のようなセキュリティリスクがあります: 1. 過度に寛容な設定('*'の使用)によるクロスサイトスクリプティング攻撃の可能性 2. 信頼できないドメインへのアクセス許可 3. センシティブな情報の漏洩 4. クレデンシャルを含むリクエストの不適切な処理 これらのリスクを軽減するために、必要最小限のオリジンのみを許可し、適切なセキュリティヘッダーを設定することが重要です。

IT単はアプリでも学べます!

IT単語帳がアプリになりました!Web開発とウェブ技術はもちろん、IT業界でよく使う単語をスマホで学習できます。

いつでも、どこでも、隙間時間を有効活用して、IT用語を効率的に学べるので、ぜひダウンロードしてみてください。


関連するそのほかの単語

認証

ユーザーの身元確認

種類: セキュリティ

SSL/TLS

セキュアな通信プロトコル

種類: セキュリティ

認可

権限の付与

種類: セキュリティ

バックエンド

ウェブサイトのサーバー側処理

種類: Web開発

セッション

ユーザーの一連の操作を管理

種類: HTTP