クラス
クラス(プログラミングの基礎)
意味 オブジェクトの設計図
クラスとは?
オブジェクト指向プログラミングにおけるクラスは、オブジェクトの設計図に相当します。オブジェクトが持つデータ(属性)と処理(メソッド)を定義し、それを元にオブジェクトを生成します。複数のオブジェクトを同じ設計で作れるのが利点です。
クラスの具体的な使い方
「ユーザーを管理するクラスを作成し、インスタンスを生成する。」
ユーザー情報を管理するための「ユーザークラス」を定義し、そのクラスからオブジェクト(インスタンス)を作成することを述べた文です。
クラスに関するよくある質問
Q.クラスとインスタンスの違いは?
A.クラスはオブジェクトの設計図や型定義で、属性(データ)とメソッド(操作)を定義します。インスタンスは、そのクラスを基に作成された具体的なオブジェクトで、実際にメモリ上に存在し、固有の状態(属性の値)を持ちます。クラスは1つですが、そのクラスから多数のインスタンスを作成できます。
Q.クラスの継承とは何ですか?
A.継承は、既存のクラス(親クラスまたはスーパークラス)の特性を新しいクラス(子クラスまたはサブクラス)に引き継ぐ機能です。子クラスは親クラスの属性とメソッドを受け継ぎ、さらに新しい特性を追加したり、既存の特性を上書き(オーバーライド)したりできます。これにより、コードの再利用性と拡張性が向上します。
Q.カプセル化の目的は何ですか?
A.カプセル化の主な目的は以下の通りです:
1. データの保護:クラスの内部データを外部から直接アクセスできないようにする
2. 実装の隠蔽:内部の実装詳細を隠し、外部インターフェースのみを公開する
3. 保守性の向上:内部実装を変更しても外部への影響を最小限に抑える
4. 使用の簡素化:複雑な内部処理を隠し、単純なインターフェースを提供する
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