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フィンテック技術 - オープン金融

PSD2

ピーエスディーツー(オープン金融

意味 欧州の決済サービス指令


PSD2とは?

PSD2(Payment Services Directive 2)は、欧州連合(EU)の決済サービス指令の改訂版です。2015年に制定され、2018年に施行されました。PSD2は、オープンバンキングの推進、決済サービスの競争促進、消費者保護の強化を目的としています。PSD2では、銀行に対してオープンAPIの提供を義務付け、第三者企業が銀行システムにアクセスできるようにすることで、革新的な金融サービスの開発を促進しています。また、強力な顧客認証の導入により、セキュリティの向上も図られています。

PSD2の具体的な使い方

「PSD2に対応したオープンAPIを整備し、外部企業との連携を通じて、新しい決済サービスの開発を進める。」

この例文は、PSD2に対応したオープンAPIを整備し、外部企業との連携を通じて、新しい決済サービスの開発を進めることを示しています。PSD2により、銀行は外部企業に自社のAPIを公開することが義務付けられたため、これを活用して革新的な決済サービスを共同開発することができます。

PSD2に関するよくある質問

Q.PSD2は消費者にどう影響する?
A.PSD2は消費者に以下のような影響をもたらします: 1. より多様な金融サービスへのアクセス 2. 第三者による口座情報の統合管理が可能に 3. 新しい決済サービスの登場 4. セキュリティの強化(強力な顧客認証の導入) 5. 金融サービス間の競争促進による利便性向上
Q.PSD2とオープンバンキングの関係は?
A.PSD2はオープンバンキングを推進する法的枠組みです。銀行にAPIの公開を義務付けることで、第三者企業が銀行のデータやシステムにアクセスできるようになり、オープンバンキングの実現を後押ししています。
Q.PSD2は日本にも適用されるの?
A.PSD2は欧州連合(EU)の指令であり、直接日本に適用されるものではありません。ただし、グローバルな金融サービスの潮流として、日本の金融機関や企業にも間接的な影響を与えており、日本でもオープンAPIの取り組みが進められています。

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